擬似アルカリ水
大手スーパーで最近、pH値が10~12くらいだとうたうアルカリ性飲料水が売られている。それは面白いと好んで買っているが、ある日ふと、どの程度のアルカリ性なのだろうと思い、試しに自宅にあったBTB溶液という検査液で試してみた。アルカリ性の度合いが高くなるにつれて青色の濃度が増し、酸性度合いが強いとより赤くなる。
するとどうだ。小さじ一杯すくって試すとくっきりと赤くなり、アルカリ性どころか、酸性であることをきっちりと示していた。これはおかしいと、何度か別の液でも試したが、BTB溶液自体は問題ないようだ。
アルカリ性の水が、酸性に変わったのだろうか。疲れて酸性に傾いた身体を中和しようとよく飲んでいたが、これを見せられてはどう解釈していいのか分からなくなってきた。
貯め置きで買ってあったお気に入り商品が、急に、単なる水道水を入れたペットボトルのように見えてきた。(西嵐)
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