豪州の検疫ってどうよ
本誌で以前、日本の高級ブドウは非常に美味で生産管理もしっかりしているので、オーストラリアでも需要があるのではないかと書いたことがある。
先日、農業関係者と話していると、オーストラリアでは米国産ブドウは輸入しているが、日本産ブドウは検疫上の問題で輸入できないという話を聞いた。品質が高いとして海外で年々人気が出ている日本の農産物が、オーストラリアでは受け入れられないというのは不思議な気がする。逆に日本では、オーストラリア産ブドウの消費量が年々高まっているというのに。
また、オーストラリアで韓国産昆布は輸入できるが、日本産の昆布は輸入できないという、これまた不可解な検疫規制があるようだ。他国産から自国産を守るという発想は十分理解できるが、米国産は受け入れているということに、なんとなく政治的な匂いもする。実態にそぐわない検疫規制を、オーストラリア政府が後生大事に長年抱えているケースもあるのだろう。(西嵐)
投稿者プロフィール
最新の投稿
企画・特集2026年4月2日進む日豪大学の連携 食と海の課題を共同研究
FROM OCEANIA TO JAPAN2026年4月2日第542品 ファンデーのグミ
豪主要農畜産地域の降水量2026年4月2日豪主要農畜産地域の降水量 3月26日~31日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2026年4月2日オセアニア農業の歩み「農業界、3重苦に直面か」



