庭仕事はお好き?
4年間住んだ集合住宅から引っ越しすることに。小さいながら庭があったのだが、手入れを怠ったために芝が全滅。業者に頼むと数千ドルの出費になるのは目に見えており、敷金をあきらめた方が合理的だ。だが、わが家はこれまで敷金を全額返還してもらってきた栄光の歴史があり、簡単にギブアップするわけにはいかない。
バニングスに行くとバッファローグラスのターフを売っていた。1平方メートルで10豪ドル(約860円)弱。5枚ほど買ってみた。庭を掘り起こして雑草を根こそぎ抜き、土をならして肥料をまき、ターフを敷く。庭仕事にまい進する日々が始まった。
だが、作業は遅々として進まない。バニングスでは金曜日にしかターフを販売せず、数も限られているので、必要な量を確保するのも大変だ。
結局、25枚のターフを敷き詰めた。朝昼晩と水をやり、芝生は引っ越し直前に完成。敷金も全額戻ってきて万々歳だが、時折、残してきた芝生たちをいとおしく思い出す。(城一)
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