ミートパイの力
オーストラリアの知り合いの家に招かれた。その家族は、食べる前にキリスト教の祈りを捧げる習慣を持っていた。その日の夕食は、ひき肉入りのミートパイだった。
オーストラリアの郷土料理でもあるこのミートパイは日本人でも気軽に食べられるので筆者の大好物でもある。
その日、敬虔な祈りを捧げる時に兄妹げんかが始まった。妹は兄と手をつなぐのが嫌でごねたようだが、兄は「家族じゃないか」と不満顔だ。母親が仲裁に入るが聞く耳を持たない。せっかくの祈りも、兄妹げんかの前には全く役に立たないようだ。
一悶着も終わり、ようやく食べ始めると、仲直りのしるしのつもりか、兄が妹にミートパイを一つあげていた。中身は妹が大好きなチーズ入り。家族にようやく笑みが出てきて、楽しい食事となった。ミートパイは、兄妹げんかも仲裁してくれた。(大樹)
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