カーボン・ニュートラル
このほど初めて豪州の食品を扱う企業が「カーボン・ニュートラル」の認証を受けたようだ。「リパブリカ・コーヒー」は有機栽培の上、発展途上国の生活向上を支援する「フェアトレード」のコーヒーを扱っている。
このカーボン・ニュートラル・プログラムは、豪州企業に事業や商品で排出される温室効果ガスを測り、削減し、相殺するのを促す任意のスキーム。リパブリカ・コーヒーは、紙のリサイクルや社用車を効率的なモデルへの変更、電気量の使用削減などにより温室効果ガスを減らすことができたという。豪州でカーボン・ニュートラル認証を受けた企業には、航空会社カンタス、ジェットスター、ヴァージン、ナショナル・オーストラリア銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行、製紙オーストラリアン・ペーパーなどがあるようだ。
数年前に日本で野外イベントがカーボン・ニュートラルをうたっていたことを思い出す。事業で発生した温室効果ガスを自ら相殺する。そういった取り組みが日常になる日が近い将来来るかもしれない。(豪々)
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