一緒に飲みたい人
オーストラリアのボブ・ホーク元首相の顔がトレードマークの「ホークス・ブルーイング」のビールを買ってみた。米ニューヨーク在住だったオージー2人が創業者。ホームシックになり、一緒にビールを飲みたいのは誰かと考えた末にホーク氏に思い至ったという。
ホーク元首相はビール好きとしても知られ、英オックスフォード大留学中に1・4リットルのビールを11秒で飲み干し、当時のビール早飲みの世界記録を樹立している。
今回購入したのはセッション・ラガー。ネット検索によると、セッションとは低アルコールで爽快感の高いビールを意味するそうだ。さらにモルト風味も少なく、一般的に「あまり飲みごたえのない」ビールを指すとも書いてあった。
ホーク氏は2019年5月に89歳で死去。同氏がホークス・ブルーイング立ち上げを記念し、自分の名前を冠したビールをグラスに注いだのはその2年前だった。さぞ、「飲みごたえのある」ビールだっただろう。(城一)
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