予期せぬ味
最近はガソリンスタンドでもダンディーな男の顔が描かれた缶コーヒーが買える。オーストラリア版のイラストは、喫煙を助長するという理由からか、パイプをくわえていない。
今日は気分を変えようと、隣の缶を手に取った。ガソリンスタンドを出て缶を開けて一口飲み、「うっ」。思わず吹きそうになった。なんだ、この味は! よくよく缶を見ると「スパークリング」と書いてあった。炭酸入りコーヒーである。
一説によると、スパークリング・コーヒーは1980年代にイタリア南西部カラブリアで「発明」されたという。19世紀末にイタリア系移民が米ニューヨークで設立したマンハッタン・スペシャルの「ピュア・エスプレッソ・コーヒー・ソーダ」が始まりという説もあるようだ。
確かにのどが渇いている時、特に夏場にはスパークリング・コーヒーは清涼感があってよい。これからもひいきにしたい。ただ、第一印象が衝撃的だったため、2回目以降は物足りなく感じるかも。(城一)
投稿者プロフィール
最新の投稿
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年6月6日第501品 ミングル・シーズニングの調味料
限定公開2025年6月6日豪主要農畜産地域の降水量 5月29日~6月4日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2025年6月6日オセアニア農業の歩み「釣り合わない価格」
ことの葉2025年6月6日ことの葉「コメと青春」