予期せぬ味
最近はガソリンスタンドでもダンディーな男の顔が描かれた缶コーヒーが買える。オーストラリア版のイラストは、喫煙を助長するという理由からか、パイプをくわえていない。
今日は気分を変えようと、隣の缶を手に取った。ガソリンスタンドを出て缶を開けて一口飲み、「うっ」。思わず吹きそうになった。なんだ、この味は! よくよく缶を見ると「スパークリング」と書いてあった。炭酸入りコーヒーである。
一説によると、スパークリング・コーヒーは1980年代にイタリア南西部カラブリアで「発明」されたという。19世紀末にイタリア系移民が米ニューヨークで設立したマンハッタン・スペシャルの「ピュア・エスプレッソ・コーヒー・ソーダ」が始まりという説もあるようだ。
確かにのどが渇いている時、特に夏場にはスパークリング・コーヒーは清涼感があってよい。これからもひいきにしたい。ただ、第一印象が衝撃的だったため、2回目以降は物足りなく感じるかも。(城一)
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