結局のところ
マヌカハニー、納豆、緑茶、タンポポ茶。いずれも「新型コロナを予防できる」とうたわれ、話題になった食材だ。便乗して予防効果を宣伝する健康食品も次々と登場し、警察当局が薬局を摘発したり、国が「根拠のあるものはない」と注意喚起したりする事態が世界各地で起きた。こうした騒動の背景について、専門家が指摘するのは健康食品への誤った認識だ。
言われるまでもなく、いわゆる健康食品は特定の病気の治療や予防には使えない。だが医薬品と同じもののように誤解している消費者も多い。今回のコロナ便乗型も業者がアピールする研究結果は眉唾ものが多いが、大枚をはたいてしまう消費者もいるようだ。
結局のところバランスのよい食事と適度な運動が、病気の予防に最も有効という結論に落ち着く。筆者も健康に良いとのうわさを聞き、毎日ビタミンサプリを摂取している。だが今回のコロナ騒動を機にまずは運動したい。今日は疲れているので明日から。(瀬戸内)
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