行列のできる土産物店
シドニーの中華街で、ある店に長い列ができていた。その店は中国人経営で、羊毛製品やマヌカハニー、フィッシュオイルなどオーストラリアのお土産物を扱う、ありふれた店だった。
普段は行列ができるような店ではないはずだが、店の入り口にテーブルを出して並んでいる客に物を渡している。ただ金銭をやりとりしている様子はない。不思議に思い、並んでいる人に「この行列は何?」と聞いてみると「鶏肉をオーダーしたの」と言う。近づいて見ると、確かに冷凍ギョーザや肉などを受け取っているようだ。段ボール1箱もの量を受け取っている人もいた。客はおそらく全員中国人でその行列は50メートル以上。折しもスーパーで買い占め問題が騒がれ始めた時で、事前注文した食品を受け取るための列だった。
土産物店は観光客が減ったことで売り上げにかなり影響がある業態だと思うが、すかさず新しい商売を生み出し、行列を作るという商魂のたくましさに、思わず舌を巻いた。(花坊)
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