新時代の買い物風景
スーパーマーケットに立ち寄り、パン売り場に行くと、電動車いすに乗った初老の男性が棚に並んだ食パンを次々に手で押していた。柔らかいかどうか感触を確かめているようだったが、自主ブランドのパンで、製造日はみな同じはずなので、その必要はないはずだ。ダメ出しされたパンを買うのも嫌なので、別の棚の商品を選んだ。
トマトを一つひとつ指で押して、好みの硬さのものを選んでいる人もいた。このご時世、他人が濃厚接触した食品はなるべく避けたいのが人情だ。店内では人と近づかないようにし、レジの列でも前に並んだ人との間をなるべく空けて立ったが、後ろの人との距離は自分では調節できないのが悩ましい。
セルフチェックアウトのマシンでは、ディスプレーを触る際、人差し指の先ではなく、指を折り曲げて第2関節でタッチするようにした。新時代の作法である。小売り各社には、業務用のハンドサニタイザーをレジ横に常備するよう提案したい。(城一)
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