湖城の窓から「もう一つのサステナビリティー計画」
ニュージーランド(NZ)の酪農場を取材しました。450頭の乳牛が放牧されている広大な農地の中央に、小川が流れ草原に水を供給しています。
小川のほとりには緑が生い茂り、牛が誤って落ちることを防いでいます。その植物は近所の中学生が、地域学習の一環として、年に1度やって来て植えていくのだそう。牧場主は代わりにランチを提供し、牛と触れ合う時間を作ってもてなします。すると毎年必ず1人は酪農の仕事に興味を持ち、休暇の時にアルバイトする学生が出てくるそうです。
その牧場は、代々引き継がれ95年の歴史があります。しかし現在の牧場主に跡継ぎがいないことが悩みの種。しかし彼は自分の代でその酪農場を終わらすつもりはありません。
子どもたちのコミュニティー活動を受け入れ、未来の跡継ぎを探すこともサステナビリティー(持続可能性)プランの一つだよ、と笑っていました。(編集長)
投稿者プロフィール
最新の投稿
- トップ記事2024年11月22日豪の牛群、4年ぶり縮小局面に 供給確保が困難に?
- 酪農2024年11月22日注目集まる「スマートカラー」システム タスマニア州の酪農現場リポート(上)
- 企画・特集2024年11月22日第475品 プディングス・オン・ザ・リッツのブラウニーミックス
- 豪・NZ主要農畜産地域の降水量2024年11月22日豪・NZ主要農畜産地域の降水量 11月14日~20日