第152品 「ワトル・バレーのハルーミチーズ」
オーストラリアでは、多様な種類のチーズがスーパーで手軽に手に入ります。カマンベールやブルーチーズなどは日本でも定番になってきましたが、今回は日本ではなかなか見つけられない、ワトル・バレーブランドのハルーミチーズを紹介します。
ワトル・バレーのハルーミは、発祥の地キプロスの伝統的なレシピで作られており、生乳の風味が濃くクリーミーなのが特徴です。オージーにも人気のようで、スーパーでセールになるとよく売り切れているのを目にします。ワトル・バレーブランドを手がけるのは、メルボルンで45年前に創業した食品マーケティング会社のメノラ・フーズ。新鮮な材料を使った、健康的なチーズに定評があります。
ちなみになんとこのチーズ、加熱しても溶けません。チーズはとろっとのびてこそ、と思うかもしれませんが、薄くスライスして、フライパンで表面を軽く焦がして食べると、ムキュッとした独特のかみごたえとミルキーな味わいがすっかりくせになります。オーストラリアのカフェでは、よくサラダやオープンサンドイッチにトッピングされており、チーズの塩分がフレッシュな野菜とよく合います。価格は1個6.5豪ドル(1豪ドル=約83円、価格は調査当時)。お土産に持って帰れば、不思議な食感に話も盛り上がりそうです。(岩下)
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