第55品 ラヴォッシュ・バイツ
クラッカーとディップはオーストラリアのおつまみの定番でもありますが、クラッカーを買いに行くと、選ぶのに悩むほど種類が多岐にわたります。イーストを使わないフラットブレッドで、アルメニアを発祥地とするものをラヴォッシュ(Lavosh)と呼びますが、これを食べやすくスナック化したものが、今回ご紹介するクラジョン・キッチン社の「ラヴォッシュ・バイツ」です。

ブルーマウンテンズの夫婦が作った食べごたえ抜群のクラッカー
シドニーのブルーマウンテンズの北側に位置するクラジョンという小さな町にあるレストランのオーナー夫妻が、地元のお客さんに評判のよいラヴォッシュを商品化してみたのが始まりです。当初は多くのシェフに紹介したいとの願いから始まった事業でしたが、今や大手スーパーに並ぶ商品となっています。
イーストや卵を一切使用せず、無添加なのも嬉しいです。「オリジナル味」は塩気がほぼなく、何とでも相性のいいクラッカーです。市販では、145グラム入りで約4豪ドル(1豪ドル=77円、価格は調査時)で売られています。食感はかなり硬めで、食べ応えがあります。ただし、四角くてとがっていることから、読書中などに「ながら食い」をしていると、口内に当たって痛いこともありますので、注意を払いながら食べて下さい。(百花)
投稿者プロフィール
最新の投稿
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年7月3日第505品 マギー・ビアのアイスクリーム
豪主要農畜産地域の降水量2025年7月3日豪主要農畜産地域の降水量 6月26日~7月2日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2025年7月3日オセアニア農業の歩み「畜産業界は正念場」
ことの葉2025年7月3日ことの葉「世界のSUSHI」