第330品 ラ・カサ・デ・フォルマッジオのボッコンチーニ
モッツァレラチーズは、日本でも知られていますが、その兄弟分のボッコンチーニチーズは、オーストラリアでよく見かけるチーズです。ボッコンチーニとはイタリア語で一口という意味で、モッツァレラとの違いは、基本的には大きさだけで、ピンポン球位の大きさになっています。高品質な物は色が黄色っぽく、裂くと鶏の胸肉に似た切り口で、弾力があります。
一口サイズかつ香りや味に癖が少ないので、さまざまな料理に合わせやすい点でカフェやレストラン、家庭料理でもよく見かけます。一番人気の料理は、プチトマトとバジルを添えたカプレーゼです。またそれぞれを細かく切って、トーストの上に乗せればブルスケッタになります。ピザに載せたり、揚げ物にしてもおいしいです。価格は220グラム、20個ほど入って5.5豪ドルです。(1豪ドル=81円、価格は調査時点)
製造会社のラ・カサ・デ・フォルマッジオは、イタリア人移民の夫婦が創業者です。共に親が酪農家であったため、南オーストラリア州で1988年にチーズ製造を始めました。地元の牧場から調達する牛乳を使用しており防腐剤や人工的なものは一切使用していません。90年代後半に彼らがボッコンチーニをオーストラリアのスーパーマーケットに紹介し、すぐに人気になったようで今では大手スーパーで購入できます。(花坊)
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