ことの葉「激安の裏側」
日本の食品をオーストラリアやニュージーランドに輸入する際、諸経費を考えると日本の小売価格の倍の金額で当地で販売されることが相場だ。日本は物が安いと言われるが、それは海外での販売価格を抑えられるという反面、海外から見ると、日本では半額で売られているのに、という消費者心理を引き出すことにもなり難しい。
先日訪れた日本のスーパーで、総菜品の安さに驚いた。から揚げ4つに、マカロニとパスタサラダ、ご飯、つけものが付いた「から揚げ弁当」がなんと198円で売られていた。シドニーだったら15豪ドル(約1,400円)はする内容だ。もちろん総菜は輸入できないが、たとえ価格が倍になったとしても楽に売れるだろう。
激安を生み出す企業側の努力や利益を考えると、販促のためとは言え、日本企業に対し「輸出向けにもっと値段を安くできないか」と言うことを今後ためらってしまいそうだ。(花坊)
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