第453品 ミューレ・タスマニアのフィッシュチャウダーとエビのビスク
オーストラリアでは冬となり温かいスープや鍋が恋しい季節になってきました。そこで今回はお手軽に作れるスープ製品を紹介します。
ミューレ・タスマニア社は1973年に、タスマニア(TAS)州のホバートにミューレ夫妻が設立し、夫のジョージ氏が漁に出て新鮮な魚を提供したところから始まりました。そこから約50年たった現在、船2隻、加工工場、3件のシーフード・レストラン、シーフード関連の小売り製品、オリジナルワインを擁する複合ビジネスとなっています。
大手スーパーやデパートで購入できるフィッシュチャウダーとエビのビスクですが、中身を鍋に入れて温めるだけで飲めます。忙しい人は器に移し替えて、電子レンジでもできます。フィッシュチャウダーはTAS州産の魚介類を同じく同州産のオークで少量ずつスモークして作っており味に深みがあります。具は入っていないので、お好みの魚や貝などを入れると食べごたえが出ます。エビのビスクは何も加えずに濃厚なエビの風味を楽しむのがお勧めです。他にサーモンを使ったパテやテリーヌ、スモークサーモンなど地元産の魚を使ったシーフード製品があります。
価格は1袋500グラム入りで11豪ドル(1豪ドル=104円、価格は調査時点)、約2人前です。賞味期限が2年と長いので小腹がすいたときや朝ご飯用に台所に常備しておくのも便利です。またホバートで彼らのレストランを訪れてみるのも新鮮な魚が味わえて良いでしょう。(花坊)
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