なかったサイン
大手スーパーに食材の買い出しに行った時のことだ。スーパーの入口からカートを押しながら、陳列棚の間を蛇行するように商品を探していく。
買い物リストのメモを手に持ち、野菜、果物、肉、飲み物…と商品をカートに入れながら進んでいき、とうとう最後の食材が残った。お米だ。しかし、お目当てであるそれがなかなか見当たらない。
どこにあるのだろうかと、頭上に大きく掲げてあるサインを見ながら右往左往。ようやく、パスタの横にあるのを発見。通常遠くからでも見つけられるように付けられている通路に飛び出たポップアップはお米にはなく、目の前まで来ないと分からなかった。
お米の棚の面積は、隣のパスタのわずか4分の1にすぎない。主食の中でお米の需要がそこまで大きくないのを痛感した。今後お米を探す時は「パスタ」のサインが目印だ。(亜梨)
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