大きいことはいいことだ?
オーストラリアで栽培されたブルーベリーが、ギネスワールドレコーズによって「世界で最も重いブルーベリー」に認定された。青果大手コスタ・グループのニューサウスウェールズ州ミッドノースコーストの農場で昨年11月に収穫されたもので、重さは20.4グラムと平均的な重さの約10倍。直径は39.31ミリメートルで、ゴルフボールよりやや小さいサイズだ。
コスタによれば、世界記録を樹立したブルーベリーは「エテルナ」という品種で、大きいからといって品質や味が落ちるということはないそうだ。同社は品種改良プログラムの下、毎年1~2種のブルーベリーの新品種を開発しているという。
これまでブルーベリーの重さの世界記録を保持していたのはOZブルーの西オーストラリア州の農場で、2018年に12.39グラムで世界一に認定された後、20年に16.2グラムで自己記録を更新した。今後も品種改良が続けば、テニスボール大のブルーベリーが誕生する日も近い?(城一)
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