湖城の窓から「イースターバニー」
今週はイースターのため、弊誌ウェルスは発行が1日早まりました。
さてイースターと言えば、例年チョコレートでできたウサギ(イースターバニー)やタマゴ(イースターエッグ)がスーパーの店頭を飾りますが、今年は一部で様相が異なっています。
現在、チョコレートの原料であるカカオ豆が世界的に不足しており、メーカーが原料の確保に苦慮しています。カカオ豆の一大生産地である西アフリカで、天候不順と作物の病気が発生し供給量が急減。世界的な原料企業は食品会社への供給義務を果たすため買い急いでおり、価格は今月だけで50%上昇しました。年初来では2倍以上に高騰し、今後も価格は上げ続くと予想されています。
この状況に輪をかけるとみられるのが欧州連合(EU)の規制で、製造過程で森林を破壊した商品が禁止された場合、供給状況はさらに悪化するとの見方もあるようです。
オーストラリアでは1人当たりのチョコレート消費量は年間32キログラム。1人当たりの売上高は62豪ドルで、年間売り上げの75%はイースターホリデー中に計上されるそうです。
ひと頃よりも落ち着いたとは言え、オーストラリアでも生活コストの圧力はまだ高水準。食品価格は高止まりし、価格を変えずに内容量を減らすシュリンクフレーションも発生しています。
もしかしたら、今年のイースターバニーは去年より小さいかもしれません。(編集長)
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