第46回 ケーススタディで豪州市場の可能性を探る③ 〜マーケティング編その6 SWOT分析で〜

前号に続き、日本のいちご生産者が初めて豪州市場展開する際の、①冬いちごの「高値、高付加価値」の豪州市場展開、②夏いちごの「高値、希少価値」の日本市場を展開するケーススタディです。従来の「冬いちご」のビジネスモデル(冬季のみ収益発生)を大幅に変更し、年間を通じて収益が発生する仕組みです。総合的に判断するために、同ビジネスモデルが実現可能であるか「SWOT分析」を用いて、②「夏いちご」についても精査します。同分析により夏いちごを扱う日本市場の可能性が見出せなかった場合、①の「冬いちご」のみに焦点を絞り冬いちごを豪州と日本市場に半々の割合で取り扱うビジネスモデルも視野に入れておきます。

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