羊毛指標EMIが下落、 中国の需要減退で
オーストラリア羊毛市場は、ここ数週間は価格が持ちこたえていたが、豪ドルの上昇と、新型コロナウイルス流行でロックダウン(都市封鎖)が行われている中国の需要後退により、ついに下落した。
羊毛指標EMI、 物流混乱でも持ちこたえ
オーストラリア羊毛市場は、ベンチマークであるオーストラリア羊毛取引所(AWEX)の東部市場価格指標(EMI)が1キロ当たり14.08豪ドル(1豪ドル=約89円)で先週の取引を終えた。
豪羊毛市場、 国際市場混乱でも堅調維持
オーストラリア羊毛市場は、ベンチマークであるオーストラリア羊毛取引所(AWEX)の東部市場価格指標(EMI)が1キロ当たり14.21豪ドル(1豪ドル=約83円)で先週の取引を終えた。
NZの規制緩和、 WA州羊毛業界に影響か
ニュージーランド(NZ)がこれまでに、段階的にNZの国境を開放していくと発表したことを巡り、西オーストラリア(WA)州の羊毛業界が、NZ出身の剪毛職人が帰国することによって需要に対応できなくなることを懸念している。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【畜産】Mort & Co派生の肥料企、10万トン製造計画(OTH)
肥料製造Grassdale Fertilisersは、2023年までに年間10万トンの粒状肥料を製造する計画だ。
羊毛の初競り好調、6カ月の最高値に
2022年最初のオーストラリア羊毛市場は、ベンチマークであるオーストラリア羊毛取引所(AWEX)の東部市場価格指標(EMI)が、1キロ当たり13.89豪ドル(1豪ドル=約83円)で昨年12月に開催された前回から0.31豪ドル(2.28%)上昇し、過去6カ月で最高水準の価格を付けたことが分かった。
2022年の豪農業各界、専門家の見通しは?
2021年のオーストラリアの農業界は、新型コロナウイルスによるサプライチェーンの混乱や変動する消費者の需要、シーズンを通じて変化した気候などが大きく影響した。