ワイン販売は小売り大手が寡占、表示規制強化を
ワイン醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツ傘下のワインブランド「ウルフ・ブラス」の設立者、ウルフガング・ブラス氏は、ワイン販売市場がその7割を小売り大手コールズとウールワースの2強が占める寡占状態にあることに、いら立ちを募らせている。
トレジャリー、英ワイン事業買収後に事業分離か
オーストラリアのワイン醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツが、英酒造大手ディアジオ(Diageo)のワイン事業を買収した後、高級ワイン部門と安価な大量生産ワイン部門の事業分離を検討していることが分かった。
ワイン大手の英事業買収、市場は過大評価か
オーストラリアのワイン醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツが先週、英国の酒造大手ディアジオ(Diageo)のワイン事業を総額6億米ドル(1米ドル=約120円)で買収するとともに、買収資金を調達するため総額約4億8,600万豪ドル(1豪ドル=約87円)の増資を実施すると発表した。
ハーフボトルのワイン出荷増、健康志向の高まりで
ワイン生産者が、容量が一般的なワイン瓶(750ミリリットル)の半分となるハーフボトルサイズ(375ミリリットル)のワイン出荷を増やしている。
ワインの風味や香り、酵母が影響
ワインの持つ特徴が産地によって異なる原因は、主に原料となるブドウの遺伝子や、その土地の土壌や気候、栽培方法などにあると考えられてきたが、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)と称される酵母の一種が、ワインの風味や香気に影響を及ぼす可能性があることが分かった。
食とワインの観光誘致成功、ワイン機関が歓迎
オーストラリア政府観光局(ツーリズム・オーストラリア)の発表によると、海外からオーストラリアを訪問した観光客の支出で、5豪ドル(1豪ドル=約86円)につき1豪ドルが食やワインに費やされていることが分かった。
NZ産ワイン、 東京の品評会で最高賞
東京で開催されたアジア最大規模のワイン品評会、ジャパン・ワイン・チャレンジ(JWC)で、ニュージーランド(NZ)マールボロのワイナリー、セントクレアー(Saint Claire)ファミリー・エステートの「Pioneer Block 11 Cell Block Chardonnay」が、JWCの最優秀賞(Trophy for the Best of Show)と、新世界白ワイン部門における部門別の最高賞「トロフィー」をダブル受賞した。
日本の合同酒精が 豪産ワイン販売、EPA受け
オエノングループで酒類や食品などの製造販売を行う合同酒精(東京都中央区)が8日から、オーストラリアワイン「エミューファミリー」2品種を日本で発売する。