豪産ワイン輸出額5%増、価格上昇で絶好調
オーストラリアからのワイン輸出額が今年3月までの1年間に、前年比5%増となる27億8,000万豪ドル(1豪ドル=約78円)に達したことが、連邦政府機関ワイン・オーストラリアの統計で明らかになった。
仏ペルノ、豪ワイン大手ジェイコブス売却へ
フランスの酒類大手ペルノ・リカールが、オーストラリアのワインブランド「ジェイコブス・クリーク」の売却を目指し、投資銀行のJPモルガンとモルガン・スタンレーに売却手続きを委託したもようだ。
豪産ワインを保護!政府が知財リスト作成へ
オーストラリアの連邦政府が、国内産ワインの保護のため、41万7,000豪ドル(1豪ドル=約79円)を投じ、新しくワインラベルの知的財産(IP)一覧リスト作成に乗り出した。
TAS州ワイナリー、需要増加で2割拡大
オーストラリア、タスマニア(TAS)州のワインの業界団体ワイン・タスマニアは、同州のワイン産業は強い需要に支えられ、7カ所ある主なブドウ農園は全体で2,000ヘクタールに達し、過去2年間で20%拡大したと明からにした。
豪ワイン産業に朗報、加政府が規制緩和へ
カナダ政府が、オーストラリア産ワインに特別税を課すなど市場参入を妨害し、保護貿易的な施策を講じているとされていた問題で、カナダ政府は今年11月1日以降、ブリティッシュ・コロンビア州で規制を撤廃することに合意したことが分かった。
流行するか?おいしい低アルコールワイン発売
消費者の健康志向が高まる中、NZ南島マールボロのワイン生産者パーノッド・リカルド・ワインメーカーズは、従来品よりも約25%低アルコールのワイン、ストンリー・ブライト(Stoneleigh Bright)を発売した。
ワイン大手TWE、節酒の英国をターゲット
オーストラリアのワイン醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE)はここ数年間、英国の消費者の好みと習慣の変化に合わせ、人気ブランド「ブロッサム・ヒル」の商品群の見直しを進めている。
対EUのFTA、産地名保護で豪農家に恩恵
在オーストラリア欧州連合(EU)大使は、EUが自由貿易協定(FTA)交渉において条件としている、地理的表示(GI)に基づいたEU製品の名称保護について、名称変更を迫られるオーストラリアの商品は100種類程度で、むしろオーストラリアのブランドも保護されるだけでなく、EUの消費者にオーストラリアの大陸のイメージを喚起することで、農産物輸出の後押しとなると主張した。