中国の関税影響5億$、トレジャリーが戦略見直し
中国商務省が11月27日、オーストラリアを原産地とするワインに対して反ダンピング(不当廉売、AD)関税を課す仮決定を発表したことから、ワイン醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE)は5億豪ドル(1豪ドル=約77円)超の売り上げを失う見込みだ。
NZ10月貿易収支、水産物輸出が3割増
ニュージーランド(NZ)統計局が26日に発表した、10月の貿易収支(季節調整値)は2億1,300万NZドル(1NZドル=約73万円)の黒字となった。
実質禁輸か、中国で豪産ワインの通関停止
中国政府がオーストラリアの農産物の一部を禁輸するという憶測が広がった今月6日ころから、中国でぼほすべてのオーストラリア産ワインが通関できていないことが分かった。
豪農産物、中国向け禁輸観測で不安高まる 米国次第の見方も
中国政府が今月6日からオーストラリア産の木材やロブスター、砂糖、石炭、銅など7品目の輸入を禁止するとの臆測が広がり、輸出業者の間で不安が高まっていたが、12日時点でビクトリア州の丸太を除き、大きな変化は見られていないようだ。
終わり見えぬ中国の豪産品規制 ロブスターや木材に砂糖なども?
中国政府が今度はロブスターや木材、大麦など、複数のオーストラリア産農水産物の輸入に制限を加えたことが明らかになり、農業界に衝撃が走っている。
中国酒業協会「豪ワイン過去に遡って課税を」
オーストラリア産ワインを対象に反ダンピング(不当廉売、AD)調査を行っている中国商務省に対し、中国酒業協会(CADA)がこのほど、過去に遡ってオーストラリア産ワインに関税をかけるよう求めたことが分かった。
豪ワイナリー、オンライン強化はマストに
オーストラリアの政府機関ワインオーストラリア(WA)は、2019/20年度のワイナリーの消費者への直接販売(セーラードア(直売所)とオンライン)での売上高が前年度比7%増え、中でもオンライン販売の売上高が49%増加し全体をけん引したと明らかにした。
豪産ワイン輸出額、第3四半期23%増と好調
オーストラリアからのワイン輸出額が第3四半期(7~9月)に、前年同期比23%増となる8億6,000万豪ドル(1豪ドル=約74円)に伸びたことが、連邦政府機関ワイン・オーストラリアの最新報告書で明らかになった。