豪中ワインAD関税問題、 WTOがパネル設置
中国がオーストラリア産ワインに反ダンピング(AD、不当廉売)関税を課したのは不当だとして、オーストラリア連邦政府が世界貿易機関(WTO)に紛争処理小委員会(パネル)の設置を要請したことに関し、WTOは26日の紛争処理機関(DSB)の会合でパネルの設置を決定した。
NZ英のFTA、ワイン業界は期待と様子見
ニュージーランド(NZ)政府が21日に発表した、英国との自由貿易協定(FTA)の大筋合意に関し、輸出規模が4億6,310万NZドル(1NZドル=約81円)で、最大の英国向け輸出品目であるワインのさらなる輸出拡大に大きな期待が集まっている。
トレジャリーワイン、 主要市場の回復遅く
オーストラリアのワイン醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE)は、新型コロナウイルス感染拡大で大きな打撃を受けた主要市場で、高級ワイン部門の回復が予想よりもやや遅れていると明らかにした。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【畜産】NZ食肉シルバーファーン、最低賃金引き上げ(Stuff)
NZの食肉最大手シルバーファーンが、従業員の最低賃金を10%引き上げ、時給24NZドルとする。
SA州ワイン業界、 GM解禁の影響は?
南オーストラリア(SA)州のワイン業界は、同州で遺伝子組み換え(GM)作物の栽培禁止措置が解除されれば数百万豪ドル相当の被害を受けると懸念していたが、昨年末にGM作物が解禁された後も、特に大きな影響は出ていないようだ。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【酪農】デアリーファーマーズ、行動規約違反
協同組合デアリーファーマーズ(DFMC)が、自由競争・消費者委員会(ACCC)から行動規範に基づく公開義務を順守しなかったとして、罰金命令を受けたことが分かった。
NZ8月貿易、赤字21億$も食品類は輸出増
ニュージーランド(NZ)政府統計局が先月24日に発表した、8月の貿易収支(季節調整値)は9億5,000万NZドル(約739億円)の赤字となった。