豪政府、青果への異物混入で刑罰強化
オーストラリア各地で、縫い針などの異物が混入されたイチゴなどの果物が続々と発見されている事件を受け、オーストラリア連邦政府は20日までに、食品安全に関する刑罰を強化する方針を明らかにした。
豪産トマト缶推す声、伊の労働搾取問題で
イタリアの缶詰トマトの生産現場で働く季節労働者の過酷な労働環境が明るみに出たのを受け、オーストラリアの消費者の間では、イタリア産ではなく国産のトマト缶を買おうと呼び掛ける声が広がっている。
豪とタイが青果貿易で新協定、柿輸出に恩恵
オーストラリアとタイがこのほど結んだ青果貿易に関する取り決めにより、クイーンズランド(QLD)州産の柿をはじめとする青果生産者にとって、新たな機会が創出されることになる。
NZスーパー、豪産イチゴの販売を停止
ニュージーランド(NZ)の小売り大手フードスタッフス(Foodstuffs)とウールワースNZはこのほど、針が刺されたイチゴがオーストラリアで続々と報告されていることを受け、オーストラリア産イチゴの販売を差し止めた。
官民連携のマレー川の水流改善計画、合意へ
オーストラリア連邦政府とニューサウスウェールズ(NSW)州政府はこのほど、かんがい会社マレー・イリゲーション・リミテッド(MIL)と協定を結び、NSW州とビクトリア州の州境にあるバーマー(Barmah)でマレー川の川幅が狭くなっている狭窄部の水流を改善する案に合意した。
豪原産果実カカドゥプラム、新研究が開始
オーストラリア北部で採れる原産果実カカドゥ・プラム(Kakadu plum、別名グビンジ、Gubinge)の研究を、オーストラリア北部開発共同研究センター(CRCNA)が270万豪ドル(1豪ドル=約81円)を投じて開始した。
NZ果実業界、果樹処分命令の撤回求める
ニュージーランド(NZ)の第一次産業省(MPI)はこのほど、バイオセキュリティー法に基づき、米国から輸入したリンゴと核果の果樹4万8,000本を処分することを命じた。