NZ水産加工シーロード、昨年度は62%減益
日本水産が出資するニュージーランド(NZ)の水産加工大手シーロードの2015年9月通期の純利益が1,010万NZドル(1NZドル=約77円)と、前年度の2,690万NZドルから62%減少したことが分かった。
GM技術の導入、当面反対=TAS州サケ業界
オーストラリアのタスマニア(TAS)州サケ科生産者連合(TSGA)は、米国食品医薬品局(FDA)が先ごろ、世界で初めて遺伝子組み換え(GM)されたサケの生産を承認したことに対し、当面はGMサケの生産に反対する姿勢を示した。
世界初!豪アワビ養殖場が環境認証を取得
ビクトリア州インデンティッドヘッド(Indented Head)にある、国内最大のアワビ養殖場「ジェイドタイガーアバロン」が、環境や地域社会に配慮した養殖業として、業界で海の「エコラベル」となる、世界自然保護基金(WWF)の水産養殖管理協議会(ASC)による認証を受けた。
アワビ高級種、「天然」養殖で100トン出荷へ
西オーストラリア(WA)州の養殖業者オーシャン・グロウン・アバロン(OGA)は、同州フリンダース湾で、天然物の生育状況に近い環境によりアワビの養殖事業を進めている。
ミナミマグロの漁獲量変わらず、保存委員会会合
ミナミマグロの保存を目的とした国際的な地域漁業管理機関「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)」の第22回年次会合が今月15日まで韓国の麗水で開催され、参加する9カ国・地域の総漁獲可能量(TAC)や割当量が決定された。
日本が最大市場の豪マグロ産業、TPPで打撃
今月に大筋合意に至った環太平洋連携協定(TTP)が発効した場合、オーストラリアのマグロ輸出業者は最大輸出先である日本市場での優位性を失い、中小の業者は数年内にも淘汰(とうた)される恐れがある─。
SA海藻加工業者の新収穫計画、地元が反対
中国の海草加工2位、青島聚大洋海藻の傘下にある南オーストラリア(SA)州の同業オーストラリアン・ケルプ・プロダクツ(AKP)は、同州ライムストーンコーストで海藻収穫を計画している。
北部のエビ養殖、政府のお墨付きで開発に弾み
パースに本拠を置くエビ養殖会社シーファームス・グループがオーストラリア北部で進めている大規模エビ養殖事業「プロジェクト・シードラゴン」が27日、経済に重大な機会をもたらす「重要プロジェクト」として連邦政府と北部準州(NT)政府から認定を受けた。