今年は全国的に暖冬で乾燥=豪気象庁
オーストラリア気象庁(BOM)はこのほど、6~8月の気候の見通しを発表し、オーストラリアは全国的に今年は暖冬で乾燥した日が多くなるとの見通しを示した。
製糖マッカイ、契約条項変更で賦課金強制か
オーストラリアの大手製糖協同組合マッカイ・シュガー(Mackay Sugar)が、生産者から買い取るサトウキビ1トン当たり2豪ドル(1豪ドル=約83円)の賦課金(levy)を導入するため、生産者とのサトウキビ供給・加工契約の条項変更を試みている。
製糖マッカイの賦課金、競争委が調査開始
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、オーストラリアの大手製糖協同組合マッカイ・シュガー(Mackay Sugar)が昨年導入した、サトウキビ1トン当たり2豪ドル(1豪ドル=約84円)の賦課金(levy)を生産者から徴収する制度について、調査を進めているもようだ。
農家信頼感は4年来最低、夏の乾燥などで
オランダ系農業金融機関ラボバンクがオーストラリアで実施した今年第1四半期の農家信頼感調査で、国内農家の信頼感を示す指標が過去4年で最低の水準に落ちこんだことが明らかになった。
サトウキビの病気YCS、QLD州で拡大
サトウキビ産地で知られるオーストラリア・クイーンズランド(QLD)州中央部のマッカイ(Mackay)周辺で、サトウキビの葉が黄色に変色し、根が腐る病気「イエロー・キャノピー・シンドローム(Yellow Canopy Syndrome、YCS)」が広がっているようだ。
低GI砂糖ニューケーン、肥満対策に貢献か
オーストラリアで砂糖の改良を行っている研究機関、ニュートリション・イノベーション・グループ(Nutrition Innovation Group、NIG)が、同機関が特許を持つ技術を活用して、食後血糖値の上昇速度が低い甘藷(かんしょ)糖、ニューケーン(Nucane)を開発した。
製糖マッカイ、輸出大手QSLと契約解除へ
オーストラリアの大手製糖協同組合、マッカイ・シュガー(Mackay Sugar)がこのほど、砂糖輸出大手クイーンズランド・シュガー・リミテッド(Queensland Sugar Limited、QSL)との間で結んでいた粗糖供給契約を2019年度(19年7月~20年6月)末をもって解約すると発表した。