サトウキビの病気拡大、多角化と研究で対応
クイーンズランド(QLD)州南部の沿岸部でここ数カ月、サトウキビの葉を黄変させ根を腐らせる病気「イエロー・キャノピー・シンドローム(YCS)」が広がっていることが確認された。
製糖ウィルマーとQSL、契約交渉が決裂
オーストラリアで製糖事業を手掛けるシンガポールのパーム油世界最大手ウィルマー・インターナショナルと、砂糖輸出大手クイーンズランド・シュガー(QSL)が話し合いを続けてきた新たな取引契約で、交渉が決裂したことが分かった。
砂糖高でも農家やきもき、納入契約交渉に遅れ
クイーンズランド(QLD)州の一部のサトウキビ農家にとって、世界的な砂糖価格上昇による収入増は、現時点で「絵に書いたもち」となっているようだ。
バイオ燃料の試験工場、QLD州に建設
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州ワガワガに本社を置く廃潤滑油の再生会社、サザン・オイル・リファイニングはこのほど、クイーンズランド(QLD)州北部グラッドストーンにバイオ燃料のパイロットプラントを建設する計画を明らかにした。
サトウキビの病気YCS、QLD南部で初感染例
クイーンズランド(QLD)州南部の沿岸部ワイドベイで、サトウキビの病気「イエロー・キャノピー・シンドローム(YCS)」への感染が見つかった。
製糖ウィルマー、発言権剥奪でQSLに勝訴
シンガポールのパーム油世界最大手ウィルマー・インターナショナルが、オーストラリアで砂糖輸出を手掛けるクイーンズランド・シュガー(QSL)による組織改編でQSLでの発言権を剥奪されたとして、QSLを相手取りオーストラリア連邦裁判所に起こしていた裁判で、同裁判所は1日、ウィルマーの主張を認める判決を下した。
サトウキビ業界の悪者、付着物の対策求める声
収穫を終えたばかりのオーストラリアのサトウキビ業界で、収穫の際にサトウキビとともに取り込まれる繊維や汚れなどの付着物(Extraneous Matter)について、削減に向けた取り組みを求める声が強まっている。