投資やTPPで日本と連携を デアリーオーストラリア(Dairy Australia)幹部インタビュー
農業ブームを背景に酪農業に投資を引き入れようと、酪農研究機関デアリー・オーストラリア(DA)とオーストラリア貿易促進庁(オーストレード)が初の酪農投資会合をメルボルンで開催してから1年が過ぎた。
新内陸貨物鉄道の実行案、総額百億$投資
オーストラリア連邦政府が実現を目指すメルボルン~ブリスベンの新内陸貨物鉄道事業は、100億豪ドル(1豪ドル=約85円)を投じて10年間で約600キロメートルの鉄道を新たに敷設し、鉄道全体の総距離は1,700キロメートル─。
マレーダーリング用水の買取上限、上院が承認
オーストラリア連邦上院議会は14日、マレー・ダーリング盆地のかんがい用水買い取りの上限を1,500ギガリットルに設定する法案を賛成多数で可決した。
農業投資SAF好調、背後に退職年金ファンド
オーストラリアの農業関連投資ファンド、サステナブル・アグリカルチャー・ファンド(SAF)の2015年度決算は、保有資産の価値が290万豪ドル増加したことが貢献し、実質純利益が470万豪ドル(1豪ドル=約86円)に上った。
ダーウィン港に外来アリ、拡大防止で輸送停止
北部準州(NT)ダーウィン港の隔離区域内で外来種のアリ「ブラウジング・アント(Browsing Ant)」による巨大コロニーが見つかり、農作物などへの被害拡大を懸念したNT政府はこのほど、同港からの貨物輸送を一部禁止すると発表した。
有名農家の退去問題、VIC州政府が介入へ
ビクトリア(VIC)州政府が実施した土地利用に関する規制変更で、和牛生産で有名なデビッド・ブラックモア氏の農場が地元ムリンディンディ(Murrindindi)自治体からの命令で立ち退きを余儀なくされる可能性が浮上していることをめぐり、同州のウィン計画相は、同自治体の決定を見直す方針を明らかにした。
仕事増えて士気低下? TAS州の検疫職員
タスマニア(TAS)州の農業・水産業を外来生物などの脅威から守る同州のバイオセキュリティー当局で、職員が士気の低下や仕事量の増加に見舞われていることが分かった。
VIC州に新検疫施設、国内4カ所を統合へ
オーストラリア農業省は今月、ビクトリア(VIC)州メルボルン北部のミックルハムに検疫所ポート・エントリー・クアランティーン(PEQ)を新設したと発表した。


