豪針葉樹木材価格、4Qで上昇止まる
オーストラリアの2018年第4四半期(10~12月期)の木材市場調査(TMS)で、針葉樹の主要な未処理構造木材品のうち、グレードMGP10の価格は製品により前期比0.5%減~0.7%増で、MGP12の価格は同0.59~0.61%減となった。
中国18年の造林面積、707万ヘクタール
中国の全国緑化委員会弁公室は11日、2018年の中国国土緑化状況公報を発表し、同年の造林面積が707万4,000ヘクタール、森林育成面積が851万9,000ヘクタールだったと発表した。
NZ大手企業4社、植林企業を共同設立
ニュージーランド(NZ)の大手企業4社が、二酸化炭素(CO2)の排出枠(カーボン・クレジット)確保を目的に、共同で植林企業「ドライランド・カーボン」を設立することが分かった。
豪北部で産官学の林業研究プロジェクト発足
オーストラリア連邦政府の研究機関、オーストラリア北部開発共同研究センター(CRCNA)はこのほど、北部地域での林業に関し、資源や地域経済、環境といった側面からの持続可能性を重視した管理方法を研究する目的で、業界団体などと共同で研究プロジェクトを発足させた。
NZ森林育苗企業、事業売却で新会社に
ニュージーランド(NZ)北島のロトルアに拠点を置く大手森林育苗業者、ロトルア・ナーザリー(Rotorua Nursery)が、NZの林業研究機関サイオン(Scion)の苗業マネジャーを務めていたピーター・ハリントン氏の一族に事業を売却したことが分かった。
ベトナム林産物輸出、19年100億ドル突破へ
ベトナム農業・地方開発省林業総局によれば、2018年の木材および林産物輸出額は93億米ドル(1米ドル=約112円)に達し、農林水産物の輸出額全体の25%を占めた。
豪森林、5年間で400万ヘクタール増
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は3日までに、オーストラリアの森林面積が、2010/11年度~15/16年度の5年間に400万ヘクタール増加し、1億3,400万ヘクタールに達したと発表した。
VIC州、計画遅れ伐採対象原生林決まらず
オーストラリアのビクトリア(VIC)州で、州政府の木材伐採計画(ティンバー・リリース・プラン)の決定が遅れ、伐採対象の原生林の場所が決まらない。
住友林業傘下企、NZ山火事復旧開始
ニュージーランド(NZ)のネルソン地区で2月5日午後に発生した山火事は、これまでで最高となる22機の消防ヘリコプターが投入されたものの、延焼地域は2,300ヘクタールに拡大した。