木材から燃料へ、NSW州が青信号
オーストラリア・ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州政府は、不要木材を燃料化する300万豪ドル(1豪ドル=約74円)規模の技術開発プロジェクトを承認した。
NZ丸太輸出高、10月までの1年間は1%減
ニュージーランド(NZ)で、10月までの1年間の丸太の輸出高が35億2,800万NZドル(1NZドル=約71円)となり、前年同期比で1%減少したことが分かった。
木材資源を二次元コードで管理、台湾農業委
台湾行政院農業委員会(農委会)はこのほど、ヒノキやクスノキといった域内の貴重な木材資源の生産履歴を二次元コードで管理し、アクセス可能なシステムを導入すると発表した。
ベトナムの木材加工業、FDIが急増
ベトナム木材・林産製品協会(VIFORES)によれば、同国の木材加工業への海外直接投資(FDI)が2018年以降急速に拡大しており、今年1~9月までに輸出活動を実施した外国企業数は18年末から7%近く増加した。
VIC州の原生林伐採禁止、連邦両党は反対
オーストラリア・ビクトリア(VIC)州の労働党政権が、州内での原生林伐採を2030年までに全面的に禁止すると発表したことについて、連邦政府のリトルプラウド水資源・干ばつ・地方金融・自然災害・危機管理相がこのほど、同州の原生林を使用する林業を支持する考えを明らかにした。
NZFFPが製材所拡張、輸出貢献へ
ニュージーランド(NZ)でラジアータ松の輸出を手がけるNZ・フューチャー・フォレスト・プロダクツ(NZFFP)がこのほど、北部ルアカカの製材所の製造能力を拡張すると発表した。
ミャンマー林業、今年度売上目標1.3億米ドル
ミャンマー国営林業会社ミャンマー・ティンバー・エンタープライズ(MTE)は、2019年度(19年10月~20年9月)のチーク材と堅木材の目標売上高を、18年度の実績よりも少ない1億2,900万米ドル(1米ドル=約109円)に設定した。
豪木材・紙の輸出額、10年で46%増
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)はこのほど、国内の林業について最新のリポート(Australia’s Forests at a Glance 2019)を発表した。
豪の針葉樹木材価格、下落傾向続く
オーストラリアの2019年7~9月期の木材市場調査(TMS)で、針葉樹の主要な未処理構造木材品のグレードMGP10の価格は、前四半期に比べ0.4%減~0.8%減となった。