NZ森林所有者、労働党の植林制限を警戒
ニュージーランド(NZ)の森林所有者団体フォレスト・オーナーズ・アソシエーション(FOA)は、政府のデイビッド・パーカー環境相が発言した労働党が資源管理法を利用し耕作可能と区分けされた地域での50ヘクタール(ha)以上の植林を制限するという内容に対し、警戒を強めている。
豪で2500万本の植林計画開始、山火事復興で
オーストラリアの環境保護団体グリーニング・オーストラリアと英製薬大手アストラゼネカが22日、昨夏に発生した大規模な山火事の復興プログラムとして、2025年までに計2,500万本を植林する計画を開始した。
豪木材加工、NZブレナム製材所を年末閉鎖
オーストラリアの木材加工業者ティンバーリンクはこのほど、ニュージーランド(NZ)南島北東部のブレナム製材所を年末までに閉鎖することを明らかにした。
製材KIPT悲願達成へ、出荷港の建設契約
オーストラリア証券取引所に上場する南オーストラリア(SA)州カンガルー島の製材会社カンガルーアイランド・プランテーション・ティンバー(KIPT)がこのほど、同島北部スミス湾で計画している出荷港の建設に関して、ECI式(Early Contractor Involvement Agreement、設計段階から施工予定者が関与する方式)で3社の建設パートナーと契約を結んだことを明らかにした。
NZ、木材加工技術が低炭素社会実現のカギ
ニュージーランド(NZ)の林業当局フォレストリーNZはこのほど、低炭素社会の構築に向けた林業界の取り組みに関する報告書「木・繊維の未来(Wood Fibre Futures)」を公表し、高価値な低炭素経済の実現には、バイオ燃料技術を含む木材加工技術が役立つ可能性があると指摘した。
SA産丸太、対中輸出増で国内供給量が不足
オーストラリア・南オーストラリア(SA)州で伐採・加工された丸太の中国向け輸出量が増加したことに伴い、地元の加工業者への供給量が不足していることが分かった。