森林破壊阻止宣言、国内植生管理に変更なし
英北部グラスゴーで開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、2030年までに森林破壊と土地の劣化を食い止めるとする共同宣言にオーストラリアも署名したが、各州・準州政府が定める植生管理法に何ら変更はないことが分かった。
今週の農業1行フラッシュニュース!
【穀物】ユナイテッドモルト、次の買収ターゲットか(AU)
グレインコープから分離したユナイテッド・モルトが次の大型企業買収のターゲットになる可能性があると地元紙が報じている。
NZタウランガ港の貨物量増加、出荷ずれ込み
ニュージーランド(NZ)北島タウランガ港の運営会社ポート・オブ・タウランガ(POT)が発表した2021/22年度第1四半期(21年7~9月)の取り扱い貨物量は680万トンとなり、前年同期比で6.9%増加した。
森林破壊阻止宣言、豪も参加=COP26
英国北部グラスゴーで開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で発表された、持続可能な開発を通じ2030年までに森林破壊と土地の劣化を食い止めるために100カ国以上が協力するとした共同宣言に、オーストラリアも参加した。
住商傘下NZサミット、森林資産拡大
住友商事傘下のサミット・フォレスツ・ニュージーランドが、森林管理・パルプ製造会社アーンスロー・ワン(Ernslaw One)から、ニュージーランド(NZ)北島のファンガポア(Whangapoua)とルアトリア(Ruatoria)の森林、計1万5,100ヘクタール(ha)を取得したことが分かった。
NZ森林所有者、国際木材マニフェスト加盟
ニュージーランドの(NZ)林業者協会(FOA)はこれまでに、英国で開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に先だって創設された「国際木材マニフェスト」に関し、世界の17組の林業木材業界団体とともに加盟した。
豪政府の気候変動ファンド、植林事業を支援
オーストラリアのモリソン政権は、プランテーションと植林プロジェクトが「排出削減基金(ERF)」の下で炭素クレジットを生成し、総額20億豪ドル(1豪ドル=約85円)規模の「気候変動解決ファンド(CSF)」を利用しやすくするという選挙公約を着実に実行に移している─。
NZ丸太輸出、ピークは2026年でその後激減
ニュージーランド(NZ)からの丸太輸出は2026年にピークに達し、その後は供給の落ち込みと国内の建設事業からの需要拡大などを背景に、向こう10年間に輸出量は3分の1以上、減少するだろう─。


