NZ世界一の丸太輸出国、量も価格も増加
ニュージーランド(NZ)は2015年に1,470万立方メートルの丸太を輸出し、引き続き世界一の丸太輸出国となっており、米国やロシアとともに同業界をけん引していることが、木材市場の分析リポート、ウッド・リソース・クォータリー(WRQ)の調べで分かった。
NZの7月丸太価格、7カ月ぶり安値に
ニュージーランド(NZ)産の輸出用丸太(グレードA)の7月の平均港湾価格は、1トン当たり114NZドル(1NZドル=約75円)と前月の同116NZドルからさらに下落し、昨年12月に付けた同104NZドル以来、7カ月ぶりの安値となった。
植林TFS、社債借り換えで拡張資金確保
サンダルウッド(ビャクダン)植林の世界最大手トロピカル・フォレストリー・サービシズ(TFS)が21日、2億5,000万米ドル(1米ドル=約106円)の担保付社債を発行し、既存の2億米ドルの社債の借り換えに成功したと発表した。
シドニーに木造中層住宅、豪で最大規模
オーストラリアのシドニー西部キャンベルタウンで、比較的価格の安い住宅を手掛けるデベロッパー、ブルーCHPが、木材パネルを採用した中層アパート事業「ザ・ガーデン」の建設を進めている。
ニューフォレスツ、VIC植林資産売却へ
オーストラリアの木材投資ファンドのニューフォレスツが、ビクトリア(VIC)州南西部にある2,600ヘクタールの植林用地「オトウェイ・プランテーション・ポートフォリオ」を売却する意向を固めたことが分かった。
NZの輸出船舶コンテナ規制、7月から改正
ニュージーランド(NZ)の海事協会マリタイムNZは、全ての輸出用船舶コンテナについて、7月からコンテナ容器を含む全質量の明記を義務付ける規則改正を行っている。
製紙廃棄物からバイオ原油、豪と加が合弁
シドニーに拠点を置くバイオ燃料の技術開発会社ライセラ(Licella)がこのほど、カナダの総合林産品メーカー、キャンフォー(CanFor)と合弁事業「ライセラ・パルプ」を立ち上げ、キャンフォーのパルプ事業部門キャンフォー・パルプの製紙工場から出る廃棄物をバイオ原油に変換する商業プラントを開設すると発表した。
高層建築での木材利用、QLDで新研究所
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州のドナルドソン農林水産相は12日、QLD大学と共同で、木材資材の開発を研究する「オーストラリアン・リサーチ・センター(ARC)」を開設したと発表した。
NZ石炭会社、王子出資先から森林取得
ニュージーランド(NZ)のウェリントンに拠点を置く石炭採掘会社バサースト・リソーシズが、NZ南島の森林地85ヘクタールを取得することで、NZ海外投資局(OIO)から承認を得た。
王子傘下のNZ林業会社、24時間スト
王子ホールディングス(HD)傘下で、ニュージーランド(NZ)で木材や植林、パルプ事業を行うパンパック・フォレスト・プロダクツの従業員約200人が、パンパックから提示された労働協約の内容を不服とし、ホークスベイのネピアにある製材所で24時間のストを行った。