乳製品会社、牛乳価格変更で生産者流出
ビクトリア(VIC)州乳製品加工ワーナンブール・チーズ・アンド・バター(WBC)が先月末に牛乳価格を1リットル当たり12豪セントに引き下げたことを受け、酪農生産者が供給先を競合に移し、中でも乳業協同組合マレー・ゴルバーンでは今月の牛乳の買い取りが急増したことが分かった。
協同組合、豪乳牛ランキング上位占める
豪乳牛ランキング2009(ABV)が発表され、酪農牛や乳牛の遺伝子研究を行う協同組合ジェネティックス・オーストラリア(GA)が各種乳牛の上位を占めていたことが分かった。
酪農組合、温室ガス削減制度の変更要求
ビクトリア(VIC)州乳業組合マレー・ゴールバーンが、現行の節水や温室効果ガス削減の政策を維持した場合、このまま酪農を続けることは難しいと訴えている。
乳製品大手、牛乳買取価格引き下げ撤回
ビクトリア(VIC)州の乳製品加工大手ワーナンブール・チーズ・アンド・バターは11日、酪農生産者から買い取る牛乳価格の引き下げを撤回すると発表した。
乳製品大手、最大1,200万豪ドルの赤字
ビクトリア(VIC)州の乳製品加工大手ワーナンブール・チーズ・アンド・バター(WCB)は14日、2008/09年度の利益が1,000万~1,200万豪ドルの赤字に転落するとの見通しを発表した。
新労働裁定、酪農で100%賃上げを回避
豪労使関係委員会(AIRC)は3日、牧畜と青果の2産業に関して、労働者の最低賃金や雇用条件などを定めたアウォード(労働裁定)の改定版を発表した。
粉ミルク製造会社、急成長企業で首位に
ビクトリア(VIC)州の粉ミルク製造会社ロングワリー・フード・パークが、経済誌「BRW」による「豪州で最速の成長率を記録した企業トップ100」の首位に立ったことが分かった。
酪農の景況感悪化、長期的には希望も
酪農研究機関デアリー・オーストラリア(DA)の年次生産者調査で、乳価下落を背景とした規模の調整が進んでいることが明らかになったが、約3分の2の回答者が業界の将来には肯定的だった。