NZコタヒ、大型コンテナ船でアジア輸出
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラと食肉輸出最大手シルバー・ファーン・ファームズ(SFF)の合弁による貨物輸送・物流管理会社のコタヒ(Kotahi)はこのほど、大型コンテナ船を利用し、北島タウランガ港からアジア市場向けに出荷する計画を明らかにした。
NZフォンテラの牛乳回収量10%減、6月
ニュージーランド(NZ)乳業最大手フォンテラの6月の牛乳回収量が、固形乳990万キログラムと、前年同月の同1,110万キログラムから10%減少したことが、同社の月間報告で分かった。
QLD南部に粉ミルク工場、来年4月稼働へ
クイーンズランド(QLD)州トゥーンバで来年4月にも、3,500万豪ドル(1豪ドル=約79円)を投じて設立される新乳製品加工工場が稼働する見通しだ。
NZシェアミルキング利用が減少、まだ健在
ニュージーランド(NZ)の酪農業界で採用されている、酪農場取得を目指す人のためのシェアミルキング(Sharemilking)制度に関する調査で、同制度を利用する人が減る一方、業界におけるキャリア形成方法としては依然有効であることが、酪農家団体デアリーNZとNZ農業者連盟(NZFF)が発表した報告書「デアリー・プログレッション・パスウエーズ」で分かった。
酪農研究機関が新組織に、研究5年継続へ
オーストラリア連邦政府が7年にわたり資金を投じてきた、酪農分野の研究機関デアリー・フューチャーズ共同研究センター(CRC)が、7月1日から、新たにビクトリア州政府と酪農研究機関デアリー・オーストラリア(DA)の合弁事業「デアリーバイオ(DairyBio)」として生まれ変わった。
今季オープニング価格低迷、農家採算割れへ
国内最大の乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)が6月28日、今月から始まる今シーズン(16年7月~17年6月)の、酪農家に支払うオープニング生産者乳価見込みを、固形乳1キログラム当たり4.31豪ドル(1豪ドル=約75円)の安値に設定した。
乳業大手の資金調達は陰謀?株主が申し立て
投資ファンドマネジャーのサンドン・キャピタル・インベストメンツがこのほど、オーストラリア政府の裁定機関である買収委員会に対し、ビクトリア州の乳業ワーナンブール・チーズ&バター(WCB)が6月に発表した資金調達の中止を求める申し立てを行った。