乳業ACM、オーガニック乳価を引き上げ
乳業オーストラリアン・コンソリデーテッド・ミルク(ACM)が、オーガニック(有機)牛乳の契約農家に支払う生産者乳価を来シーズンから固形乳1キロ当たり55豪セント(1豪ドル=約81円)引き上げ、同8.55豪ドルにすると発表した。
NZ乳業a2とシンレイ、業務提携2年延長
オーストラリア証券取引所(ASX)に上場するニュージーランド(NZ)の乳業a2ミルク・カンパニーとNZの同業シンレイ・ミルクがこのほど、乳幼児用粉ミルクの製造に関する業務提携を2年間、延長することで合意した。
フォンテラ、「メタン排出ゼロは検討せず」
ニュージーランド(NZ)政府の生産性委員会が、農業を低排出型産業に移行させるためのリポートを発行するに当たり、一般からの意見を募集した際、国内の乳業最大手フォンテラは、乳牛のげっぷなどを通して大気中に排出されるメタンガスを削減し、排出量を安定させる取り組みには協力するものの、排出ゼロは目指していないとする姿勢を明らかにした。
ベガ新年度乳価6$届かず、酪農家は落胆
オーストラリアの乳業大手、ベガ・チーズは25日、2018/19年度(18年7月~19年6月)の生産者乳価の開始価格を5.85豪ドル(1豪ドル=約81円)に設定したことを明らかにした。
VIC州で汚染物質PFAS、農産品に懸念
オーストラリアのビクトリア(VIC)州の農業地帯ギップスランド(Gippsland)では、米石油大手エクソンモービル子会社のエッソ・オーストラリアのガス製造所とオーストラリア空軍(RAAF)基地周辺の農場で飼育されている家畜から基準値を超える水準のパーフルオロアルキル化合物(PFAS)が検出された。
ベラミーズ、オーガニック牛乳の調達強化
オーストラリア・タスマニア(TAS)州に拠点を置く乳幼児用の粉ミルクやスナックの製造会社、ベラミーズ・オーストラリアはこのほど、同社製品の製造に使うオーガニック牛乳の調達に関し、フォンテラ・オーストラリアなど国内乳業3社と新たな契約を結んだ。
フォンテラ出資の中国企、製造規定に違反
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラが18.8%を出資する中国の貝因美嬰童食品(貝因美、Beingmate)が、ほかのサプライヤーから仕入れた乳幼児用粉ミルクの原料に関して、中国の製造規定に違反していたことが分かった。


