全農子会社とグレインコープ、カナダで輸出施設
全国農業協同組合連合会(JA全農)の子会社の全農グレインと、オーストラリア東部州最大の穀物商社グレインコープが50%ずつ出資するカナダの穀物事業会社グレインズコネクト・カナダが、バンクーバー近郊に穀物輸出施設フレーザー・グレイン・ターミナル(FGT)を開設した。
競争委、キューブのNAT買収に反対せず
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、運輸大手キューブ・ホールディングスによるニューカッスル・アグリ・ターミナル(NAT)の買収完了に関して、法的措置は取らないと表明した。
豪農業景況感が上昇、投資意識も向上
オーストラリアでは穀物の豊作と畜産価格の上昇を背景に農家の利益やキャッシュフローが大幅に改善し、農業景況感が押し上げられていることが、農業系金融機関ラボバンクの最新の調査で明らかになった。
今週の農業1行フラッシュニュース!(2022年3月25日)
【穀物】仏InVivo、ユナイテッドモルト買収間近か(AU)
グレインコープから分離したユナイテッド・モルトの買収をめぐり、米金融シティがフランス最大の農協インヴィーヴォが買収するとの観測を強く打ち出している。
小麦の国際価格上昇、でも豪国内は平穏
ロシアのウクライナ侵攻で世界の小麦価格が急上昇する中、今シーズンに過去最多の生産量を記録したオーストラリアはその恩恵を十分に受けていないようだ。
豪東部の穀物価格が上昇、洪水が物流に影響
オーストラリア東部では、豪雨と洪水の影響でクイーンズランド(QLD)州ブリスベンとニューサウスウェールズ(NSW)州ポートケンブラへの輸送が困難な中、3月の第1週に穀物価格が最大で1トン当たり25豪ドル(1豪ドル=約85円)上昇した。
豪産豆類1月の輸出、レンズマメが倍増
オーストラリアの1月のヒヨコマメ(Chickpeas)の輸出量が8万2,362トンで、レンズマメ(Lentils)の輸出量は13万7,976トンだったことが豪政府統計局(ABS)のデータで分かった。
豪産オーツ、 新興市場や健康意識で輸出拡大も
オーストラリア輸出穀物イノベーション・センター(AEGIC)は、食用の生および加工済みオーツ麦について、新興国の需要増加や、健康に利益のある食材として注目されていることから、輸出を拡大できる可能性があると指摘している。