豪印の暫定FTA、穀物豆類への恩恵は?
オーストラリアとインドの両政府が暫定的に合意したオーストラリア・インド経済協力・貿易協定(AIECTA)では、オーストラリアの穀物・豆類業界はさほど恩恵を受けない見通しで、業界には失望感が広がっている。
輸出優位性、FTAだけでは不十分=ABARES
オーストラリアは世界の貿易パートナー16カ国と自由貿易協定(FTA)を結んでいるが、競合国も同様にFTAを通じて競争力を高めているため、オーストラリアは新たな方法で競争上の優位性を得る必要がある─。
QLD南部で再び大雨、未収穫穀物に懸念
オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州南部地域で4月初旬に再び大雨となり、穀物業界では、収穫時期を迎えているソルガムとリョクトウ(mungbean、緑豆)の収穫が遅れ、品質が低下するとの懸念が広がっている。
大豆の生産を2倍に! QLDでプロジェクト
オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州政府が、雨の多い沿岸部や内陸地で、今後3年以内に大豆の生産量を2倍に増やすためのプロジェクトを行っている。
グレインコープ、 植物タンパクの競争力強化へ
オーストラリアの東部州最大の穀物商社グレインコープが、オーストラリア科学産業研究機関(CSIRO)や代替肉開発会社v2フードと提携し、植物由来タンパク質に関する研究プロジェクトを立ち上げた。
今週の農業1行フラッシュニュース!(2022年4月8日)
【穀物】北米向け、初のカノーラのバルク輸出実施(OTH)
オーストラリアから北米へ向け、初の油糧種子のバルク輸出が実施されたことが分かった。
カノーラ種子が不足?人気品種の入手困難に
カノーラ価格の高騰とオーストラリア東部州を中心とした歴史的降雨を背景に、カノーラの作付け需要が続く中、一部の業界関係者からは、カノーラ種子の供給が今後不足する可能性があるとの指摘が出ている。
早期作付が間近に、東部州の土壌水分ばらつき
オーストラリアの穀物生産者は次の早期作付まで2週間ほどになっているが、ビクトリア(VIC)州とニューサウスウェールズ(NSW)州の土壌の水分レベルは地域によってばらつきが出ている状況だ。