SA州の穀物生産、干ばつに降霜で大打撃
南オーストラリア(SA)州の穀物生産者団体グレイン・プロデューサーズSA(GPSA)は、今年の穀物収穫による経済的利益は、干ばつと広範な降霜の影響で10億豪ドル(1豪ドル=約99円)以上落ち込む公算が大きいと明らかにした […]
WA州穀物、春の雨不足で3%下方修正
西オーストラリア(WA)州穀物産業協会(GIWA)がこのほど、9月の穀物リポートを発表し、2024年度シーズンの冬作物予想生産量は1,685万トンと、前月から3%(58万トン)下方修正した。生産地域全域にわたり、春季の雨 […]
ラニーニャの確率上昇、雨も穀物には遅すぎか
オーストラリア気象庁(BOM)がこのほど、同庁が気象予報に用いている7種類の気候モデルのうち3種類で、10月以降に太平洋の海面温度がラニーニャ現象の閾値を超える可能性を示していると発表した。それ以外の気候モデルのうちの3 […]
中国経済減速、豪のロブスターや小麦に影響
オーストラリアの農産物輸出業界にとって、中国経済の減速が重しになっている。特に最近まで豪中の関係緩和の流れを受け、中国向け輸出再開の期待が盛り上がっていたロブスター業界と、中国市場に対する依存度の高い穀物業界にとって、影 […]
豪とUAE、経済連携協定に合意 99%で関税撤廃へ
オーストラリア連邦政府のファレル貿易相が17日、アラブ首長国連邦(UAE)との包括的経済連携協定(CEPA)交渉が合意に達したと発表した。オーストラリアの輸出品目の99%で関税が撤廃され、その効果は最終的に1億6,000 […]
豪当局、遺伝子組み換え小麦の栽培許可
オーストラリア連邦政府の遺伝子技術規制局(OGTR)が、アルゼンチンのバイオテクノロジー企業バイオセレス(Bioceres)・クロップ・ソリューションズ傘下のトリガル・オーストラリアに対し、HB4と呼ばれる遺伝子組み換え […]
豪7月小麦輸出量、20%増に
オーストラリアの7月の小麦輸出量が合計149万5,368トンで、6月の124万6,642トンから20%増加したことが豪政府統計局(ABS)の調べで分かった。266万トンだった前年同月からは44%減少した。 コンテンツの残 […]
豪産カノーラ、中国の加産調査でも上昇せず
中国政府がカナダ産カノーラについて反ダンピング(不当廉売)調査を始めるというニュースは今のところ、オーストラリア産カノーラの価格の上昇にはつながっていないようだ。ファームオンラインが18日伝えた。 コンテンツの残りを閲覧 […]
豪7月カノーラ輸出量、13%減少
オーストラリアの7月のカノーラ輸出量は38万6,653トンで、前月の44万4,733トンから13%減少したことが、豪政府統計局(ABS)のデータで分かった。42万トンを輸出した昨年同月からは9%減少した。 コンテンツの残 […]
豪ヒヨコマメ価格、豊作期待で下落
オーストラリアのヒヨコマメ価格が先週、1トンあたり約50豪ドル(1豪ドル=約97円)下落し、過去1カ月にわたり維持していた1,000豪ドルの港湾価格を下回ったことが分かった。2024/25年度の生産量が、これまでの予想を […]