オーストラリア & ニュージーランドの農業・食品ニュース
地球の食料庫、豪州&ニュージーランドを読む
豪州産小麦が、かつての輸出競争力を失いつつあるもようだ。
小麦生産量が拡大している豪州だが、生産率で見ると世界平均を下回っている--。
3年前に豪州が実施した国内の小麦市場の規制緩和が、農業関係者に不評なようだ。
豪農業資源経済・科学局(ABARES)はこのほど、今年の小麦の収穫量が2,616万トンに上るとの見通しを明らかにした。
ニューサウスウェールズ(NSW)州北中部リバプール・プレインズでは、今季の夏作物の収穫はまちまちの結果となりそうだ。
4~6月にかけて行われている小麦の作付けが、今年は過去最大となる1,430万ヘクタールに達する見通しだ。
ニューサウスウェールズ州南部とビクトリア州西部の農家が、ヤサイゾウムシの被害を減らす対策を取るよう求められている。
穀物市場関係者は、ロシアの穀物輸出解禁による国際市場への悪影響はないものと見ているようだ。
穀倉地帯で広がりつつあるネズミ被害だが、穀物に害を与えずにネズミを殺す唯一の殺鼠剤「マウスオフ」が品不足に陥っている。
ニューサウスウェールズ(NSW)州北部のカノーラ生産地では、地域によって作付けに差が出ているもようだ。
リンク集