豪穀物業界、早期に肥料調達開始
オーストラリアの農業生産者が、例年より早く肥料の原料となる尿素の調達を始めたようだ。今シーズンの本格的な施肥まで約4カ月以上あるが、昨シーズンに品薄に苦しんだ生産者らは早めの確保を目論んでいる。一方でサプライヤーは、今季 […]
豪12月貿易収支、農産物輸出は横ばい
豪政府統計局(ABS)が5日に発表した2023年12月の貿易収支(季節調整値、物品対象)は、109億5,900万豪ドル(1豪ドル=約96円)の黒字となった。農産物の輸出は0.5%増と横ばい。全体の黒字額は前月から6.8% […]
今週の農業1行フラッシュニュース!(2024年2月9日)
【酪農】乳製品価格GDT5回続伸、生産者乳価引き上げか(OTH) 乳製品の価格指標グローバル・デアリー・トレード(GDT)価格指数は6日の競売で、前回から4.2%上昇した。上昇は5回連続。エコノミストは「予想外の上昇」と […]
豪の農産物輸出額が過去最高に アジア向けが急拡大
オーストラリアの農林水産省が1月29日、2022/23年度(22年7月-23年6月)の農林水産物の輸出額が前年度比17%増の804億豪ドル(1豪ドル=約96円)と、過去最高になったと発表した。国内の穀物生産量が増加してオ […]
カノーラ価格が下落、来季作付は縮小か
オーストラリアでカノーラの価格が下落している。複合的な原因があるものの、国内生産が好調だったことと、紅海の紛争などが下げ圧力になっているようだ。価格の下落により生産コストの圧力が相対的に強くなり、来季の作付面積が縮小する […]
主要マメ類5種生産量、今季は26%減少
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は、国内の主要マメ類5種の今シーズンの合計生産量が317万トンになると予測した。前年9月予測から7%引き上げたものの、前シーズンからは26%減少する。グレインセントラルが […]
豪コメ生産量50万トン、収穫は順調予想
オーストラリアのオーストラリアのコメ業界が、2023/24年度シーズンの生産量を約50万トンになると予想している。オーストラリア農業省が12月に予想した70万トンは下回るが、価格は高水準で生産条件の回復により4月に始まる […]
ウィートベルト電力安定化へ、WAに蓄電所
西オーストラリア(WA)州の穀物栽培地域ウィートベルト中央部のメレディンで、2億2,000万豪ドル(1豪ドル=約96円)規模の大型蓄電所が計画されていることが分かった。同地域とその西部ゴールドフィールズへの電力供給の安定 […]
日清製粉傘下の高繊維小麦、生産量大幅増
日清製粉傘下のオーストラリアの製粉大手、アライドピナクルが独占ライセンスを持つ高食物繊維小麦(ハイアミロース小麦、HAW)に関して、商業栽培を開始して2年目となる今シーズンの収穫量が9,000トンに達する見通しであること […]
紅海紛争、豪の穀物には悲喜こもごも?
オーストラリアの穀物業界が、紅海の海上輸送の混乱に影響を受けるとみられている。カノーラの輸出は減少する可能性がある一方、小麦や大麦はアジアなどに向けた輸出拡大の追い風になるという。また、肥料にも影響がありそうだ。グレイン […]