「中国株主が支配計画」食材卸ベストンが訴え
オーストラリア証券取引所(ASX)に上場する南オーストラリア州の食材販売卸ベストン・グローバル・フードがこのほど、同社株式を保有する中国の株主らが密かに同社を乗っ取ろうとしているとして、オーストラリア政府の買収委員会(テイクオーバー・パネル)に通達したことが分かった。
オーガニック表示、認定取得の義務化に前進
オーストラリア連邦政府はこのほど、オーガニック(有機)業界団体オーストラリアン・オーガニックに対し、国内における現行のオーガニック認定規定が業界の成長を実現する上で「目的に合ったものか」を精査するよう求めた。
サプート、伝統ブランド名を変更
カナダの乳製品加工大手サプートはこのほど、オーストラリア国内で販売しているチーズ、クーン(Coon)を、7月からチアー(Cheer)に変更すると発表した。
青果マレーリバー、ブドウ園を半額で売却
ドライフルーツ生産加工最大手マレーリバーオーガニクスは、2016年に購入したVIC州ミルデューラ(Mildura)のブドウ園(117ヘクタール)を米RRGキャピタルが管理するマンタファームズに売却した。
重箱の隅を突く中国、豪農産物輸入を次々停止
オーストラリアのクラフトビールメーカー、シドニービヤー(Sydney Beer)のビール約9,000リットルが、ラベルの誤表示があるとして中国南東部アモイ(厦門)で通関を差し止められていることが分かった。
NSW鶏卵業界、サルモネラ菌に無関心?!
オーストラリア、ニューサウスウェールズ(NSW)州の食品当局(Food Authority)は、サルモネラ菌の感染拡大防止を目的とし、鶏卵生産者や加工業者を対象に実施した479件の監査で、42%がコンプライアンスを順守していないことが分かったと発表した。
豪農産物に加工の付加価値は不要=報告書
農作物に関しては、生産物に手を加えて食品として輸出することで付加価値を得られるとする考え方が一般的だが、オーストラリアでの農産品輸出においては、繊維製品やその他の作物に手を加えたところで追加の価値は生まれない─。