豪産小麦、過去10年に品質低下傾向=報告書
オーストラリア産の小麦の品質が過去10年間に低下傾向にあることが、穀物生産者団体グレイン・グローワーズ(GrainGrowers)の依頼によって作成された最新の報告書で明らかになった。
バルク業者の穀物輸出港独占にメス
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)は、穀物の生産者や輸出業者から、港湾などバルク輸出サプライチェーンへのアクセスの公平性や透明性についての懸念が引き続き上がっていることを明らかにした。
農林業用地241万haが消失、物流も寸断
オーストラリアで昨年末から続いている山火事は、今月16日までにようやく峠を越したとみられるものの、南東部では約241万ヘクタール(ha)に及ぶ農林業用地が焼失したことが明らかになった。
中国向け食品輸出、NZが米豪抜いて首位に
中国向けの食品輸出において、ニュージーランド(NZ)が2018年に米国とオーストラリアを抜いて首位に立ったことが、中国食品輸出入商会(China Chamber of Commerce for Import and Export of Foodstuffs)の資料で明らかになった。
食肉小売、ウールワースが市場シェア3割で1位
オーストラリアの約130億豪ドル(1豪ドル=約76円)の食肉小売市場で、大手スーパーのウールワースが27.5%と最大のシェアを占めることが分かった。
農産物追跡向上に支援 豪政府が4百万$
オーストラリア連邦政府農業省はこれまでに、農産物サプライ・チェーンにおけるトレーサビリティ(追跡可能性)を向上させる技術・プロジェクトに対し、総額400万豪ドル(1豪ドル=約76円)に上る開発支援を行うことを明らかにした。
米中貿易合意、豪の綿花生産者に恩恵も
米中両国が貿易協議の第1段階で合意したことを受け、米国の西側同盟国であると同時に中国を最重要貿易相手国とするオーストラリアの農業貿易に今後どのような影響が出るかが注視されている。
WA州北部でサイクロン、地元農家に恵みの雨
オーストラリア各地で山火事被害が広がる中、西オーストラリア(WA)州北部では年初にサイクロン「ブレーク(Blake)」によって2年ぶり最多の降雨がもたらされ、キンバリーやイーストピルバラ地区の農家は今年、良好なスタートを切ることができたようだ。