第69回 食料自給率を劇的に引き上げる「乾田直播」!
前号で見たように、日本では米農家の時給が10円台という厳しい現実に直面し、収益性の低さから離農が加速しています。このままでは食料自給率の回復も困難との見方もあります。食料自給率の向上には米の消費拡大が鍵ですが、それだけで […]
第26回 その時を待つ
葡萄ファームズではただいま、ぶどうの収穫中です。私達のファームのあるオーストラリアのビクトリア州サンレイシアという地域はオーストラリア産ぶどうの75%の生産をしています。どこに行ってもぶどう。ドライブをすれば、行ったり来 […]
第206回「トランプ恐慌」と中国(上)
米トランプ大統領による、同盟国でも構わず一律に関税引き上げを決めたり、ウクライナを侵略したロシア寄りの発言をしたりといった傍若無人な政策を見ていると、同大統領自身が今後、世界の経済や社会情勢に、大混乱をもたらすのは間違い […]
豪の農業生産高、来年度は1%減 トランプ関税で打撃か
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は4日、2025/26年度(来年度:25年7月―26年6月)の農産物総生産高が、911億豪ドル(1豪ドル=約98円)と前年度から1%減少すると予測した。前年度に良好だった […]
豪今年度の冬作物生産量、26%増予想
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)は4日、最新の穀物リポートを発表し、2024/25年度(今期:24年7月―25年6月)の冬作物生産量は5,980万トンで前年度から26%増加し、過去3番目の豊作になると予 […]
SA穀物生産量、乾燥で16年ぶりの低水準
南オーストラリア州(SA)第1次産業・地域省(PIRSA)がこれまでに、2024/25年度の作物生育状況リポートを発表し、州全体の穀物総生産量は521万7,000トンで、08/09年度(490万トン)以来の最低水準となる […]
冬作物の作付まで1カ月、南東部は乾燥懸念
オーストラリアの大半の州では、あと1カ月ほどで冬作物の作付が開始される。作付時期は例年通りと予想されているが、南東部は乾燥の可能性があり、生産者は慎重な姿勢を見せているようだ。農業誌ランドが伝えた。 コンテンツの残りを閲 […]
米国からの牛肉需要は増加予想、豪産に恩恵
米国からの牛肉需要は今後1年間にさらに伸び、世界的な牛肉供給の増加分を容易に相殺して、輸出市場では牛肉価格が上昇に向かうだろう――。オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)のエコノミストが予測している。特に、オ […]
米関税など地政学リスク、豪牛肉はまきぞえ?
米トランプ政権による関税発動やタスマン海での中国海軍の実弾演習などを巡り地政学リスクが高まる中、オーストラリアの畜産界では、オーストラリア産牛肉が巻き添え被害を受ける可能性について懸念が高まっている。ニューサウスウェール […]