第27回 人材確保問題
葡萄ファームズではこの時期、収穫も中盤となってきました。私の住むミルデュラでは、夏は摂氏45度にもなり、冬は氷点下。だから美味しいぶどうができるとはいえ、農作業の大変さが身に沁みます。農作業が年々、体に堪えるようになって […]
700号記念集中連載 学校給食導入を模索するオーストラリア「第1回 栄養バランス改善と空腹解消を目指す」
オーストラリアにおける学校での食事の歴史は、時代と共に変化してきた。日本のように、調理室で調理した給食や配達された調理済み給食を、教室で配膳して児童生徒がそろって食べる仕組みは普及していない。学校での昼食は、自宅から持参 […]
第208回 インフルエンサーを重用するオーストラリア
オーストラリアの労働党政権が総選挙実施日を5月3日にしたのは、先に発表した新年度予算で所得税減税をサプライズ的に盛り込み、その歓迎ムードが冷めやらぬうちに総選挙になだれ込みたかったのだろうと思われる。そうした与党政権の戦 […]
世界の穀物貿易の行方は?豪最大手商社CBHインタビュー
910億豪ドル(1豪ドル=約95円)に上るオーストラリアの農業生産高のうち、穀物業界は500億豪ドルと半分以上を占める一大産業だ。年間生産量の最大75%が輸出に回ることから、オーストラリアの穀物取引は国際市場の影響を受け […]
トランプ相互関税、豪NZ農産物に10%
アメリカのトランプ大統領が2日、貿易相手国に対する相互関税を導入し、オーストラリアからの輸入品には10%の関税を課すと発表した。オーストラリアにとって牛肉輸出が大きな影響を受ける見通しで、年間40万トンに上る輸出に約3億 […]
WA州で播種作業開始、農家の信頼感も良好
西オーストラリア(WA)州のウイートベルト(穀倉地帯)で、播種作業が始まった。同州南西部ボニーロック(Bonnie Rock)やビーコン(Beacon)では2週間前に雨が降ったことから、今年は例年よりも早く播種が始まった […]
豪穀物の需要堅調、売手市場で様子見も
世界的に小麦とトウモロコシの在庫がひっ迫している影響で、オーストラリアのオンライン穀物取引市場クリア・グレイン・エクスチェンジ(Clear Grain Exchange、CGX)では3月後半に、豪産穀物に関心を示すバイヤ […]
豪今季のコメ、高気温で高収量予想
オーストラリアのコメ生産業界が、例年にない好収量の早期収穫を報告している。ニューサウスウェールズ(NSW)州ウィルブリッジ(Willbriggie)では収穫が3月15日から開始され、例年より2週間早い。気温が高いこと奏功 […]
豪産マメ類、インド政府が10%の関税再導入
インド政府は4月1日から、オーストラリア産ヒヨコマメに対して10%の輸入関税を再導入した。レンズマメについては3月8日に10%の関税が再開され、2021年10月に始まった関税の引き下げ期間がついに終了した格好だ。 コンテ […]