国産ニンニク、生産者が味や安全面強調
豪州で販売されているニンニクの大部分が輸入品である中、国内のニンニク生産者は増産を目指し、国産ニンニクが味や安全面で優れていると消費者に訴えている――27日付オーストラリアン紙が伝えた。
食品安全局、企業利益優先との批判の声
公共の健康や安全を管理する豪ニュージーランド食品安全局(FSANZ)に対し、企業の利益を優先に運営を行っているとして消費者団体などから批判の声が上がっている。
環境政策の矛盾、閣僚が責任なすり合い
連邦政府は東南アジアの森林保護策を進める一方で、バイオ燃料の普及促進策により、森林破壊の原因とされる原料アブラヤシの植林拡大を促している――28日付オーストラリアン紙が報じた。
フォスターズ、7億豪ドルの評価損も
昨年8月にワイン資産の4億7,100万豪ドルに及ぶ評価切り下げを実施した醸造大手フォスターズだが、依然としてワイン関係の資産22億豪ドル分を抱えており、今後さらに7億豪ドルの評価減を計上する可能性がある――アナリストの指摘を基に、27日付オーストラリアン紙が伝えた。
有機綿花、需要増も生産追い付かず
繊維製品の製造業者や卸売業者の間で豪州産の有機無農薬(オーガニック)の綿花に対する需要が高まっているものの、生産コストが高いといった理由から生産量が追い付いていないことが分かった。
WA州農家、肥料会社と提携で節減計画
西オーストラリア(WA)州生産者団体(WAF)はこのほど、ニュージーランドに拠点に置く肥料生産会社ラベンズダウン・ユナイテッド・ファーマーズ(RUF)と提携し、同州の農家が肥料1トン当たり100豪ドルを節約できる計画に乗り出した。
政府、QLD州かんがい拡大計画推進
ウォン気候変動・水資源相は25日、水資源専門家から反対の声が強まる中、クイーンズランド(QLD)州におけるマレー・ダーリング川流域のかんがい拡大を推進すると発表した。
EU輸出補助金、豪酪農製品競争力低下
生産者に対する高額の輸出補助金を導入した欧州連合(EU)を筆頭に世界の酪農業界が保護主義に傾斜しつつあり、豪州産酪農製品は海外市場で競争力を失い、逆風を受ける――28日付ウィークリー・タイムス紙が報じた。