サンライス、コメ値上げは不可避と主張
「サンライス」ブランドで販売するコメ食品世界大手ライスグローワーズのヘロウ最高経営責任者(CEO)はこのほど、通期決算発表で「コメ価格が世界的に急騰しており、小売価格への転嫁は不可避」との見解を表明した。
農業団体、WA州穀物規制局の閉鎖求む
西オーストラリア(WA)州政府は、同州の経済規制局(ERA)の助言に従い同州の穀物ライセンシング局(GLA)を排除すべき――牧羊・牧畜農家組合(PGA)の見解を基に、7月29日付ランド紙が伝えた。
AWB会長、独占体制支持団体を批判
小麦輸出大手AWBのスチュワート会長は、小麦生産者アクション・グループ(WGAG)が7月28日に公表した資料の中で、小麦輸出の独占市場(シングルデスク)復活を意図してAWBを農業政策の基盤として位置付けたことを批判した。
ナットフーズの乳業買収、当局介入せず
ACCCはこれまで、ナットフーズとWCBによるデアリー買収が実現すれば、ニューサウスウェールズ(NSW)州と南オーストラリア(SA)州の牛乳の価格競争が、不当に阻害されるおそれがあるとの懸念を表明していた。
秋田米、コメ生産激減の豪州に初輸出へ
日本一のコメ販売高を誇る秋田県南部拠点の農業協同組合「JA秋田おばこ」(秋田県大仙市)が、今年後半に収穫する地元産の「あきたこまち」を豪州市場に輸出する。
AWBインド賄賂疑惑、3人目の逮捕者
小麦輸出大手AWBが手がけた対インド輸出をめぐる同国政府高官への裏金供与疑惑で、インド政府は22日、米国籍の3人目の容疑者を逮捕したと発表した。
【津賀田真紀子の世界農業分析】第1回「米国のガソリン需要に左右される粗糖価格」
フィスコ・コモディティーアナリスト/津賀田真紀子粗糖は過去2年間、世界的に供給過剰の状態が続いていたが、各調査機関とも2008/09年度は需給が引き締まるとの見方を示している。
農薬ニューファーム、見通し上方修正
農薬最大手ニューファームは18日、7月期通期決算の営業利益の見通しを上方修正し、1億5,500万~1億6,000万豪ドルに上ることを明らかにした。