小麦さび病研究、ゲイツ財団から補助金
シドニー大の植物育種研究所(PBI)のロバート・パーク教授が提案した小麦さび病の研究プログラムがこのほど、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から43万1,250米ドル(48万7,916豪ドル)の補助金の支給を得た。
鮮度高いトマト、ウールワースも販売
クイーンズランド(QLD)州東部のチルダーズでトマトを栽培する国内最大のトマト生産業者SPエクスポーツは、水分保持率が高い新品種のトマトを小売り大手ウールワースに納入することで合意した。
チーズ工場閉鎖、地域住民に影響も
ビクトリア(VIC)州の乳業協同組合マレー・ゴールバーンが先ごろ、同州北部リーチビルのチーズ加工工場を来月6日に閉鎖すると発表したことを受け、従業員や地元住民の間に波紋が広がっている。
ウールワース、農業支援に325万豪ドル
小売り大手ウールワースはこのほど、同社の農業支援事業「フレッシュ・フード・ファーミング」プログラムに325万豪ドルを追加投資することを明らかにした。
羊毛団体役員会、販促本部の英移転検討
羊毛の研究機関である豪羊毛イノベーション(AWI)は現在、羊毛の広告戦略をめぐる役員会の分裂を受け、マーケティング本部を豪州からロンドンに移転する選択肢も検討しているようだ。
NZ農業の見通し、世界経済が左右
農業金融機関ラボバンクはこのほど、ニュージーランド(NZ)の農業に関する年次報告「NZアグリカルチャー・イン・フォーカス」の中で、今年の同国の農業界は世界経済の回復に左右されるとの見通しを示した。
AWB、旧フセイン政権への贈賄を認識
小麦輸出大手AWBは、シドニーの連邦裁判所で始まったAWB株主らによる集団訴訟の公聴会で、ヨルダンの運輸会社アリアに支払った小麦の運送料がイラクの旧フセイン政権にリベートとして渡ることを知っていたと初めて認めた。
畜産大手AACo、2期連続の赤字決算
畜産大手オーストラリアン・アグリカルチュラル・カンパニー(AACo)は10日、2009年度(暦年)決算で5,370万豪ドルの損失を計上したことを明らかにした。